時々、出社拒否症をこじらせると眠れなくなる。眠ったら明日が来てしまうから。眠らなくても明日は来てしまうのだけれど。仕事の終わった今日を終わらせたくなくて。結局は眠ってしまうのだけれど。似非不眠症。

期待されていないことは、 わかっている。 なら、 自分で自分に期待するしかない。

寒暖の差が激しいほど葡萄は甘くなり、木の葉は赤くなる。 平坦な人生からは平凡なものしか生まれない。

公園で、陽だまりを探す。 シートに座って周囲をうかがい、誰もいないことを確認する。 そうして、普段は見せない大きなアクビを１つ２つ。 声を出しながらだ。 アクビによる大らかさが休日を招き寄せるだろう。

ひとりの息子がいる父親としての自分と、息子としてのひとりの自分が在る。

自分にしかわからないのだが、自分に何が起こっているのかを理解するのは難しい。

変化には、違和感が伴う。

「あなたの言葉で私は傷つきました」という言葉の攻撃性はステルス。

「うそ」はすぐに見つけられるが、 「真実」はなかなか見つけることはできない。