言葉は、思いや気持ちを伝えるツールなのだから、 思いや気持ちを言葉にすることを目的してはいけない。

自分の足でその場へ向かい、自分の目で確かめることほど、自分を納得させられるものはない。

雨ならば、すぐに地中に吸い込まれてゆくが、 雪ならば、春が来るまでここに残る。 そんなふうに、今の気持ちを少しだけ長く覚えていたい。

生きることは、自分の体を踊らせること。 踊れ踊れ、時に緊迫し、時に、緩々と。

人が作るけもの道があり、それを見つけるのがうまい人がいる。

ガラスカップに生姜蜂蜜漬を入れ熱湯を注ぐと、薄片が踊って琥珀色に揺れる。透明の黄色の液体が身体を巡れば、ささやかな温かみあるひととき。

知るほど孤独になる知識、 知るほど満たされる知恵。

一番好きな歌手が、実はたくさんいる。 飛ぶ鳥が空の色に染まるころ、平和な世界はまだ知らないと思い出す？ 反戦歌からラブソングまでが求める平和。 多くの歌手が１人の歌手のよう、多くの唄が１つの唄のよう。

今生きているってことは、 これまでのことをどうにかこうにか乗り越えてきたってこった。

主観的なしあわせを、普遍的幸福へ。

原発ゼロ・パレードが、 野球の優勝パレードに集まる人の数あれば、 まだ間に合うかもしれないのに。

自分にとって良い音楽と出会えない人は、自分にとって良い人とも出会えない。

行動を伴わない「ポジティブシンキング」はかなり危険だ。

心を込めなくなると、なんでも色褪せる。

他人との比較では何も満たされない。 対象は過去の自分でないと！